2015年1月15日木曜日

ステンドグラスの補修

今回はまさに今日したホヤホヤ状態の仕事について。


グラスアートのアトリエで長らく仕事をしています。
今日したのは、ステンドグラスの補修。


こちらがビフォー。


葉っぱのデザインが美しいステンドグラスのランプシェードです。

がしかし、ハンダ部分(ガラスを繋いでいる線の部分)が真っ白!!!
ハンダづけした後、正しく処理をせずに放置していると
ハンダづけの際に使用する薬剤(フラックス)が錆びて
このような状態に陥ってしまいます。
ここまで完全に白くなってしまうのは稀ですが・・・。


さて、ここから肩が外れそうになりながら
ハンダ部分を磨きます。
私はスコッチブライトというキッチン用の物を使用しています。


磨きまくった結果がこちら。

















一枚目との差が分かりますでしょうか。
白くなっていた錆が取れて、ハンダ本来のシルバーの色が現れました。


ここからブラックパティーナという薬剤を使用して
ハンダ部分を黒く染めます。

ピントが合ってない・・・















ハンダ部分が艶々の黒になりましたー!
ガラス部分とのコントラストがクッキリして見違えました。





























光が通るととても綺麗です。


これからこのシェードにランプを取り付けます。
その様子は次回に。



... maiko ❉

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